今年で第3回となる「Global Day of Good」が開催されました。「Global Day of Good」は、全世界のインスメッド社員が、共有する価値観を具現化するために、身近なコミュニティに対して社会貢献活動を行う日と定めたものです。
患者さんだけでなく、支援を必要とする幅広いコミュニティと携わる機会を持ち、社会全体に希望を届けたいというインスメッドならではの文化を体現するこの一日に、今年も世界各地で医療、教育、社会福祉の分野における様々な団体を支援するためにボランティア活動が行われました。
世界各地での活動
世界全体では、様々な地域のコミュニティにおいて1,000名以上の従業員が、のべ4,000時間超にわたり、1日で40以上の医療、教育、社会福祉の分野を支援する様々な活動を行いました。
それらの活動は、小児病院や医療施設の壁に絵を描いたり、子供たちが遊ぶおもちゃの家を組み立てて、塗装をしたり、さらには障がい者向けに技能訓練を提供する農場で作業をするなど、多岐にわたります。
日本での活動
インスメッド合同会社は今回、紛争や貧困、自然災害により教育を受けられない人たちに対し、タイの難民キャンプなどアジア地域を中心に、厳しい環境の中でも安心して学べる機会をつくる活動をしているシャンティ国際ボランティア会の「絵本を届ける運動」に参加しました。
具体的には、オンライン参加を含む全社員で全12タイトルの日本の絵本に、カンボジアのクメール語に翻訳されたシールを貼る活動を行いました。
カンボジアは1970年代から1980年代にかけポル・ポト時代に文化・教育施設の破壊により学びの場所が奪われた悲しい歴史を持つ国です。1996年にシャンティ国際ボランティア会が建設支援を行い、カンボジアに学校図書館ができ、子どもたちが本を読みに図書館を訪れています。
「お菓子より絵本がいい、絵本は何度でも読めるから」と語る子どもや、人々の想いが語られる映像を見て、全員で絵本を届けるという活動の意義を感じ、作業をしました。
社員からは、「現地の子どもたちが絵本を必要としていること、楽しんでくれていることを知り、心を打たれました」、「製薬会社として患者さんに貢献することはもちろんですが、今後もこういった活動を通して社会に貢献していきたい」などの感想が寄せられ、充実した一日となりました。
今後もインスメッドは、「Global Day of Good」をはじめとする様々な活動を通じて、世界中の地域社会へ貢献し続けてまいります。
写真内の絵本について
- 『木』画:佐藤忠良、文:木島 始 福音館書店
- 『じゃぐちをあけると』さく:しんぐうすすむ 福音館書店
- 『りんごがひとつ』作:いわむらかずお 童心社
- 『もうちょっと もうちょっと』文:きむらゆういち、絵:高畠純 福音館書店
- 『きょうりゅうたちのおやすみなさい』文:ジェイン・ヨーレン、絵:マーク・ティーグ、訳:なかがわちひろ 小峰書店
- 『あなたのいえ わたしのいえ』作:加古里子 福音館書店
- 『おふねにのって』著者:スギヤマカナヨ 赤ちゃんとママ社
- 『おつきさま ひとつずつ』作:長野ヒデ子 童心社
- 『たいそうするよ-1、2、3、はい!-』作・装丁:高畠純 光村教育図書
- 『10ぱんだ』ぶん:岩合日出子 しゃしん:岩合光昭 福音館書店
- 『ぱくぱく はんぶん』ぶん:渡辺鉄太 え:南伸坊 福音館書店
- 『ぐりとぐら』さく:中川李枝子、え:大村百合子 福音館書店
- 『きょうりゅうたちのおやすみなさい』文:ジェイン・ヨーレン、絵:マーク・ティーグ、訳:なかがわちひろ 小峰書店
- 『おつきさま ひとつずつ』作:長野ヒデ子 童心社
(2024年11月掲載)
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